
こんにちは、ライター兼ブロガーの「さと」です。今回は、キーワード選定の方法について解説します。
キーワード選定は、SEO対策の土台とも言えるようなタスクで、ここを失敗すると、いくら素晴らしい記事を書いても、狙ったキーワードで検索上位に表示されることはありません。
おはようございます😃✨
今日は朝から良い天気☀️
洗濯2回目まわしております‼️
昨日はブログのキーワード選定で迷ってしまって、なかなか決まらない〜。
今日は決めたいな。
でも息子が休みだし、土日は家族デイなので。
午後からは息子のリクエストのマリオやらないと😆✨#おはよう戦隊0824— めみ🎬ゾンビドラマを愛する鬼嫁 (@sakuraruki1828) August 23, 2019
このように、キーワードの選定には、頭を抱えている人がいるようです。私は、記事を書く前には慎重にキーワード選定しています。
そこで今回は、悩めるライター・ブロガーのために以下について解説します。
- キーワード選定の基礎知識
- キーワード選定の手順
キーワード選定は、検索順位を上げるためには極めて重要なタスクです。
正しい知識を得て、あなたのSEO対策を成功させましょう!
キーワード選定に関する基本知識

キーワード選定の時によく出てくる言葉です。キーワードは大きく分けて2種類あるので、まずはおさらいしておきましょう。
- 単一キーワード(ビッグワード)
- 複合キーワード(ロングテールキーワード)
順に説明します。
単一キーワード(ビッグワード)
単一キーワードとは、
「ブログ」や「アフィリエイト」といった1つの単語で構成されたキーワードです。「ビッグワード」と呼ばれることもあります。
単一キーワードで上位表示されると、検索される数が多いため大量のアクセスと収益が見込めます。
しかし、検索数が多い分、上位表示が非常に難しくなっているのが特徴です。
なのて、コンテンツがまだ足りないサイト、立ち上げたばかりのサイトは、単一キーワードを狙っても時間の無駄です。
サイトが小さいうちは、後ほど説明する「複合キーワード」で、コンテンツ数をコツコツと蓄積しましょう。
また、Ubersuggestというツールでは、上位表示の難易度を数値で表してくれます。

基本的な使い方は後ほど解説しますが、細かい機能まで詳しく知りたい方はこちら。
複合キーワード(ロングテールキーワード)
複合キーワードとは、2つ以上の単語から構成されたキーワードです。(ロングテールキーワードともいいます)例えば、
- 「ブログ 稼ぎ方 コツ」
- 「SEO対策 方法」
など。この複合キーワードの主な使い道は、
「ライバルを減らして、上位表示しやすくするため」です。
例えば、「ブログ」や「SEO対策」のような単一キーワードで戦おうとすると、
すでに上位表示されているサイトが強すぎるので、新たに記事を作ったところで上位表示させることはほぼ不可能です。
小枝で戦闘機に挑むくらい無謀です。
そこで、「SEO対策 方法」というキーワードのように、ある程度ターゲットとする読者を絞ることによって競合サイトが減り、上位表示をさせることが可能になる、といった戦略です。
これをロングテールSEOと呼ぶこともあります。
キーワード選定~記事を書くまでの手順

では、具体的なキーワード選定の手順を解説します。手順をざっくりまとめると以下のとおり。
【キーワード選定~記事を書くまでの手順】
- キーワードを決定する
- 本文を書く
これだけです。
ここで覚えておいてほしいのが、「どんなキーワードを選定するべきか?」という視点です。
- 競合が少ない
- そこそこ需要がある
サイトが小さいうちは、この2点に気をつければいいのかなと。この視点は、キーワード選定をする上で欠かせない考え方なのでしっかり押さえておきましょう。
では、ここまで解説したことを踏まえて、詳しく解説していきます。
キーワードの選び方①狙ったキーワードでGoogle検索をする。
まずは最も簡単なキーワード選定の方法から。その方法とは、
「狙ったキーワードでGoogle検索する。」
これだけです。
「ブログに関しての記事書いてみるか。じゃあどんなキーワードがいいかな。」
私がこの方法を使う場合は、こんなノリでキーワード選定を始めています。
検索をするときに、予測変換がずらっと出てきますよね。これを「サジェスト」と言って、「よく検索されているキーワード」になります。
ノリで「ブログ」と打ちこんだものがこちら。

「ブログ」と言うビッグワードの下に「ブログ おすすめ」「ブログ 収入」といった、ロングテールキーワードがあるのがわかります。
記事を書くなら、これらのロングテールキーワードから狙っていくのがおすすめです。
このように、「サジェスト」からキーワードを選定すれば、おのずと「よく検索されているキーワード」で記事が書けるようになります。
めちゃくちゃ簡単な方法なので、はじめのうちはサジェストから記事を書くのもアリです。
サジェストからキーワード選定するメリット
サジェストからキーワード選定をするメリットは以下のとおり。
- キーワード選定に時間がかからない。
- 簡単にキーワード選定できる。
ツールも使わなくていいし、検索窓にキーワードを入れるだけ。めちゃくちゃ簡単です。
サジェストからキーワード選定するデメリット
サジェストからキーワード選定するデメリットは以下のとおり。
- どれくらい検索されているかわからない
- どのくらいの競合がいるかわからないので、難易度の高いロングテールに当たることがある。
サジェストからキーワード選定するだけだと、どれくらい検索されているか(需要がある情報なのか)が、数字でわかりません。
そのため、狙ったキーワードにどのくらいの競合がいるかわからないのです。
例えば、「SEO対策 方法」と「SEO対策 WordPress」だと、検索数が全く違います。
2語で構成された複合キーワードとはいえ、「SEO対策 方法」と「SEO対策 WordPress」では、上位表示の難易度が全然違います。
ロングテールだからと言って、安易に手を出したら、いつまでたっても上位に上がってこない、なんてことはザラです。
より正確なキーワード選定をしたいなら便利なツールがあるので、次の章で解説しますね。
キーワードの選び方②検索キーワードを抽出【便利ツールあり】
キーワードの選び方には、もう一つ方法があります。それは、キーワード抽出ツールを使う方法。キーワード抽出ツールには以下のようなものがあります。
などなど、用途によって使うべきツールが異なります。各ツールの特徴について解説している記事はこちらを参照してみてください。
結論から言うと、「Ubersuggest」がおすすめのツールです。このツールで可能なことは以下の通り。
■Ubersuggestでできること
・検索ボリュームの把握
・ロングテールキーワードの把握
・上位表示の難しさの把握
・広告費をかけた場合の上位表示の難しさの把握
・Google検索から見込めるアクセス数の把握
・ドメインスコアの把握
これらの機能が無料で使えるのは、Ubersuggestだけです。では、キーワード選定の方法を操作画面と一緒に解説していきましょう。
トップページでキーワード検索
まずは、Ubersuggestにアクセスしましょう。以下の画面がトップページです。
Google検索のような感覚で、検索窓にキーワードを入れて検索しましょう。

「SEO対策のノウハウを解説する記事でも書いてみるか。じゃあどんなキーワードがいいかな。」
こんなノリで、「SEO対策」について狙ってみることにしました。
「検索ボリューム」と「SEO難易度」に注目。
検索をすると、このような画面になります。ここでまず注目したいのが2つ。「検索ボリューム」と「SEO難易度」です。

■検索ボリューム
検索されている量。数値が大きいほどキーワードの需要が大きいことを表す。
■SEO難易度
上位表示の難易度を表している。高いほど難しく、低いほど簡単。
この画像だと検索ボリューム「27,100」とありますが、この数値はかなり高いため、サイトを立ち上げたばかりでいきなり「SEO対策」で上位表示を狙うのは無謀です。
「SEO対策」と言うビッグワードが無理なら、難易度の低いロングテールキーワードを狙っていきましょう。
ロングテールキーワードに注目。
検索結果の画面を下にスクロールすると、関連キーワードの画面になります。

この画面から、最終的に対策キーワードを決めるための「キーワード選定」を行います。
ここでは「キーワード」「ボリューム」「SD」に注目しましょう。他にも「トレンド」「CPC」などの項目がたくさんありますが、注目するところはこの3つだけでOK。
■キーワード
検索ボリュームが多い順に、検索した語句に関連するキーワードが表示される。
■ボリューム
検索されている量。数値が大きいほどキーワードの需要が大きいことを表す。
■SD
上位表示の難易度を表している。高いほど難しく、低いほど簡単。(SEO難易度と同じ意味)
対策キーワードを選定する。
では、対策キーワードとなるものを選んでいきます。まずは、「キーワード候補を全て見る」をクリックしましょう。

すると、より検索ボリュームが少ないキーワードが抽出されます。

この画面から、キーワード選定をしていきます。以下2点を意識しましょう。
- 競合が少ない
- そこそこ需要がある
この3点を満たすキーワードとは何か?を探していきましょう。目安として、ボリュームは「10〜300」、SDは「30以下」であればOKです。あとは自分が書けそうなキーワードであればOK。
あとは、少しでも書けそうな記事ならOKです。一から全て調べなければならないものは消耗するので。(ただし、ライターなら調査スキルは必須です。)
例えば以下の画像だと、どれがおすすめのキーワードでしょうか。

- 競合が少ない
- そこそこ需要がある
上記2点を満たしているキーワードは以下のとおりです。
SEO対策 キーワード
SEO対策 やり方
SEO対策 WordPress
SEO対策 2019
仮に「SEO対策」で上位を狙えるサイトを作りたいのなら、上記のようなロングテールキーワードからコツコツ狙っていくと良いでしょう。
逆に「SEO対策 本」や「SEO対策 依頼」だとSDが高く、競合が多いため上位表示はやや困難になります。
様々なツールがありますが、長期的に稼げるブログを目指すな「Ubersuggest」の使用ががおすすめです。
>>Ubersuggestを使ってみる
キーワードを選定できたら、記事を書く
随所にキーワードを散りばめつつ記事を書きましょう。だからといって、キーワードを散りばめた結果、不自然な文章になってはいけません。
たちまちGoogleにスパム認定されて、順位をガクッと落とされてしまいます。
記事を読むときは、大体の人が文章を”脳内再生”します。つまり、本文を書くときに大切なことは「脳内再生で読んでいて、不自然じゃないか」を意識することです。
タイトル・見出し・本文の詳しい書き方は以下の記事で詳しく紹介しています。参考までにどうぞ。
>>タイトルをつけるとき
SEOを意識したタイトルの付け方を書いた記事はこちらです。参考にしてみてください。
SEO対策はまず「タイトル付け」から!【初心者必見】を読む→
>>見出しを書くとき
見出しにもキーワードを入れることでSEO効果があります。詳しくはこちらで書いています。
ブログの見出しの正しい書き方はこの記事で解決!【初心者向け】を読む→
>>本文を書くとき
SEOを意識しつつ、読みやすい文章を書く方法を解説しています。記事構成なら学べるのでおすすめですよ。
ブログで読みやすい文章を作るコツ10選【練習方法も公開】を読む→
ブログで文章力をつけるためにおすすめの手順13選!【初心者でも実践可】→
正しいキーワード選定の方法でサイトを上位表示に導こう!

キーワード選定は、その後のSEO対策が上手くいくかどうかを大きく左右する、重要なタスクです。キーワード選定に失敗すると、いくら良質な記事を作っても上位表示はされません。
出だしから失敗しないためにも、この記事で解説した「どんなキーワードを選定するべきか?」という視点を大切にしましょう。
■どんなキーワードを選定するべきか?
・競合が少ない
・そこそこ需要がある
この2点を意識してキーワード選定をするには、「検索順位チェックツール」が必須です。今回は、無料ながらも高品質な「Ubersuggest」を紹介しました。
「Ubersuggest」には様々な機能がありますが、キーワード選定の際に使う機能は以下の通りです。
■Ubersuggestでできること
・検索ボリュームの把握(検索ボリューム)
・ロングテールキーワードの把握
・上位表示の難しさの把握(SD/SEO難易度)
キーワード選定をしたら、あとは本文を書いていくだけです。キーワードを意識するあまり、不自然な文章にならないように注意が必要です。
ぜひ本記事の内容を参考にして、正しいキーワード選定でサイトを上位表示に導きましょう!
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